まるで輸入車のような高級感が人気のMAZDA3ファストバック。
「グレードがたくさんあって迷ってしまう」
「おすすめのグレードを教えて」
購入を検討している方でこのような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
今回の記事では私が最もおすすめするグレードと、その理由をご紹介します。
今回はコスパにスポットを当てて15S Touring / 15S Black Tone Editionをご紹介します。
今回の記事でわかること
- MAZDA3のおすすめグレード
- すすめる理由
- 15Sではなく15S Touringがお勧め
- 20S / XD / Xの位置付け
MAZDA3ファストバックについて
以前はアクセラの名称で親しまれていましたが、2019年から海外での名称に合わせて「MAZDA3」となりました。
MAZDAの魂動デザインを採用し、あまりに美しすぎるフォルムは海外でも高い評価を得ています。2019年には「2020ワールドカーデザインオブザイヤー」を獲得しています。
エクステリア、インテリアともにアクセラから大幅に変更されており、MAZDA3からファンになった方も多いようです。セダンタイプとハッチバックタイプがあります。
僕もMAZDA3のデザインに一目惚れして購入しました。
グレードの一覧などはこちらの記事も参考にしてください。
コストパフォーマンスが最大の魅力
MAZDA3の最大の魅力はエクステリアのかっこよさ、インテリアの高級感。
よく比較されるのが国内ではHONDAのCIVIC(324万円〜)。
輸入車ではメルセデス・ベンツAクラス(498万円〜)あたり。
一方MAZDA3は250万円(15S Touring)。
圧倒的な安さです。
そしてこの圧倒的な高級感が低価格で手に入るコストパフォーマンスこそ他社を寄せ付けない最大の強みではないでしょうか。あまりの品質の高さに売れば売るほど赤字では?と言った利益を心配する声も数多くあるほどです。
もちろん何をもってカッコいい、高級と感じるかは人それぞれではありますが、これらの高級車と比べても引けを取らない内外装です。
15Sと15S Touringの比較
15SはMAZDA3ファストバックで最安のグレードです。
しかし価格のインパクトを重視しており標準装備が少ないグレードとなっています。
15S Touringと何が違うのか、しっかり比較しておきましょう。
機能の比較はこちらです。
マーカーの部分は特に重要な機能です。
装備 | 15S 2,288,000円 | 15S Touring 2,498,100円 |
---|---|---|
ドライバーモニタリング | なし | あり |
360°ビューモニター | なし | あり |
IRカットガラス | なし | あり |
ディスプレイサイズ | 8.8インチ | 10.25インチ |
エアコン | マニュアル | オート |
USB端子 | タイプA | タイプC |
HDMI端子 | なし | あり |
ワイヤレス充電(Qi) | なし | あり |
Apple Car Play ワイヤレス接続 | なし | あり |
タイヤ・ホイールサイズ ホイール色 | 205/60R シルバー | 215/45R グレー |
キー | 電波式 | タッチ式 |
価格差は約21万円。結構大きい金額なので、この21万と装備を天秤にかけることになります。
それでは詳細を見ていきましょう。
360°ビューモニター
これは絶対に付けたい装備です。
というのもMAZDA3はそのデザインと引き換えに視認性が悪くなっています。
特に後部のCピラー。鉄の塊感がありカッコ良さ、丸みを帯びた可愛さも感じられます。
一方で視認性が悪く、運転席から後方の確認が非常にしにくいですが、カメラによりその問題は解決されています。
コンビニやスーパーでは人の動きも確認しながら駐車する必要がありますが、360°カメラが自身の目の代わりになり安全を保証してくれます。またノーズが長いため前方の確認も難しいのですが、このカメラにより前方も正確に把握することが可能です。
実際に私もこの360°カメラによりぶつけずに済んだことが何度かあります。
これはMAZDA3を乗る方には必須の機能と言えるでしょう。
15Sでは後付けができないので、Touring以上を選択することをお勧めします。
ワイヤレス機能充電 / Apple Car Playへのワイヤレス接続)
MAZDA3の2023年モデルからこの機能が追加されました。
この車に乗っているとあまりに内装が美しいので、できるだけ配線をゴチャゴチャさせたくないと感じてきます。高級感を損なうことなく、また置くだけで充電、AppleCarPlayに繋がるのは非常に便利で、2023年新型の目玉となる追加機能となっています。
これらが標準装備となるのが15S Touringとなります。
筆者は2022年モデルのためこの機能はありません。
実際に乗っていて「あったらいいな」と思うことが多いので2023年モデルから購入する方が羨ましいです。
キー
15Sは従来のリモコン式です。鍵を取り出してボタンを押して開閉。
15S Touringはキーを所持した状態でドアノブにタッチすることでハンズフリーでオープンできます。更にリアゲートもロックできるので非常に便利。
こちらも15Sでは後付けできないので15S Touringが良いでしょう。
15S Touringがおすすめ
15Sではなく15S Touring
ここまでで機能を比較してきましたが、15S Touringが圧倒的にお勧めです。
価格差は21万円となりますが、安全面、デザイン、利便性などを踏まえるとTouringがお勧めです。
それでも15S Touringの価格は約250万円。この価格でこれまで高級感と機能を兼ね備えた車種は他にありません。
15Sでは後付けできない装備が多く、それらが非常に重要な機能を持っています。コストだけでなく「パフォーマンス」も考慮すると15S Touringが圧倒的におすすめです。
15S Black Tone Editionもあり
15S Touringをベースに全体的にブラックに仕上げたのが15S Black Tone Ediotion。
違いとしては
・ホイールがブラック
・ドアミラーがブラック
・パドルシフトが付いている
・シートや内装の一部にステッチが入る
といったところです。
価格は¥2,596,000と15S Touringに比べて10万円程高くなってしまうので、見た目のデザインで選ぶと良いでしょう。
筆者はプラチナクォーツメタリックの15S Black Tone Editionにしました。
20S / XD /X はどうなのか?
MAZDA3はエンジンの種類を基本軸に大まかに4つのグレードに分けられます。
4つのグレードでお勧めを一覧にするとこのようになります。
グレード | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
15S Touring | ガソリンエンジン 圧倒的コスパ | ¥2,498,100 |
20S Proactive Touring Selection | ハイブリッド 走りを重視 | ¥2,830,300〜 |
XD Proactive Touring Selection | ディーゼルエンジン 環境性能、燃費 | ¥3,105,300〜 |
X Proactive Touring Selection | 次世代ハイブリッド オールマイティ | ¥3,825,800〜 |
ここで「コスパ重視」というコンセプトで比較した場合、XD/Xはもはや高級車のような価格になってしまいます。300万円以上となると「HONDA CIVIC」「TOYOTA GR86」「SUBARU BRZ」といった他の車種も選択肢に入ってきます。400万円以上となると輸入車も視野に入るでしょう。
そのため「こんなに高級感あるのにこんなに安いの!?」というインパクトを最大限に発揮するためには価格は200万円台である必要があるでしょう。
今回の記事ではピックアップしませんでしたが、20Sまでならコスパが良いと言えると思います。
馬力、トルクともに大幅に向上するので、走り重視なら20Sも良いでしょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回の記事ではコスパに重点を置き15S Touringをお勧めしました。
しかし20S、X、XDも全く異なる特徴があり、価格が上がっても選択する価値は十分にあります。
特にエンジンが異なるため乗りごごちも違ったものになるので、興味がある方は必ず試乗してみてください。
どのグレードでも絶対に後悔しない車です!
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